2025.03.11

高齢者は賃貸を借りられない?入居審査のポイントと対策を解説

高齢者だと賃貸を借りられなくなるって本当なの?

高齢者でも賃貸の入居審査に通るコツってあるんだろうか?

こういったお悩み・疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

私たち「コシツ」は賃貸物件紹介サービスなのですが、賃貸の入居審査に通らない方からのご相談もたくさんお受けしてきました。

この記事ではそんな弊社の経験を踏まえ、下記について解説していきます!

「コシツ」ではお部屋探しの相談ができます!

お部屋探しの相談をする

高齢者は賃貸物件を借りにくいって本当?

結論から言うと、高齢者の方は若い方に比べると賃貸物件が借りにくいというのは事実です。

高齢者の方が審査に落ちやすくなってしまうのには、いくつかの理由が存在します。

孤独死のリスクがある

高齢者の方が審査に落ちやすくなってしまう大きな要因の一つは、孤独死のリスクです。

万が一、入居者様が室内で誰にも看取られずに亡くなられた場合、その後の清掃や原状回復に多大な費用と手間がかかります。

また、孤独死のあと発見が遅れて、特殊清掃や大規模リフォームをすることになると、心理的な瑕疵物件(いわゆる事故物件)となってしまい、その後の入居者募集にも影響が出る可能性があります。

家賃滞納のリスクがある

家賃の滞納リスクも、審査に落ちやすくなってしまう理由の一つです。

高齢者の方の中には、年金収入のみで生活されている方も少なくありません。

もし年金収入が減額されたり、介護や入院などで予期せぬ出費が発生した場合、家賃の支払いが滞ってしまう可能性があるため、審査に落ちやすくなってしまいます。

入院や施設入居による空室リスクがある

高齢者の方が入院や介護施設への入居を余儀なくされた場合、物件が空室となってしまう可能性があります。

空室期間は家賃収入が途絶えてしまうため、一部の物件オーナーは高齢者の入居を避けることがあります。

何歳くらいから賃貸を借りにくくなる?

賃貸物件を探す際、年齢制限が気になる方もいるかもしれません。

法律上、年齢を理由に入居を拒否することは原則として禁止されています。

しかし実際には、高齢であることが原因で審査に通らないケースも少なくありません。

具体的には、50代後半から入居審査に落ちやすくなっていき、60代後半から70代になると、賃貸物件を借りるのが難しくなる傾向があります。

表向きは年齢制限を設けていなくても、「高齢者は連帯保証人が必要」「保証会社への加入が必須」などの条件を提示し、実質的に高齢者の入居を制限しているケースもあります。

審査に落ちやすいのはどんな人?

一人暮らしの高齢者

先ほども書きましたが、物件のオーナーは孤独死のリスクを避けたいと考えていることが多いです。

もし誰か他の家族といっしょに住んでいる場合は、早期発見できますが、一人での入居となると発見が遅れてしまうことがあります。

もし、病気を患っていたり、認知症になってしまっている場合は、さらに審査に落ちる可能性が高くなります。

連帯保証人がいない

高齢者の方は入居の際に連帯保証人を立てて欲しいと言われることが多いです。

親族で頼める人がいない場合は、審査に落ちやすくなってしまいます。

年金収入が少ない

高齢者の方は収入は年金しかないという方が多いですが、年金収入が少ない場合、貯金を切り崩して生活することになります。

貯蓄額が十分であれば、審査に通りやすくなりますが、年金収入が少なく貯蓄も十分でない場合は審査に落ちてしまうことが多いです。

高齢者が入居審査を突破するためのポイント

収入や貯蓄を証明する

高齢者が賃貸物件を借りる際、最も重要なことの一つは、年金収入や貯蓄など、十分なお金があることを証明することです。

年金収入を証明するには、年金証書や年金振込通知書などの書類を提出しましょう。

これらの書類は、年金事務所で発行してもらうことができます。

また、貯蓄がある場合は、通帳のコピーや残高証明書などを提出しましょう。

もし、年金収入や貯蓄が十分でない場合は、親族からの援助や、その他の収入源を証明することも有効です。

例えば、不動産収入や株の配当金などがある場合は、それらの収入を証明する書類を提出しましょう。

家族や親族のサポートを受けられることをアピールする

近くに家族や親族が住んでいる場合は、万が一のときに頼れるとアピールしてみましょう。

もし病気や怪我をしたときでも、近くに頼れる身内が住んでいることが分かれば、孤独死のリスクは低いと思ってもらいやすくなります。

家賃債務保証制度を使う

家賃債務保証とは、高齢者住宅財団という一般財団法人が行っている居住支援サービス。

高齢の入居者が家賃を支払えなくなった場合に備え、家賃債務保証会社や関連団体が家主に対して家賃を立て替える仕組みです。

この制度を利用することで、貸主側は家賃の滞納リスクが減るので、連帯保証人が立てられない場合でも入居審査に通りやすくなります。

審査が通りやすい不動産会社に相談する

高齢者の方が賃貸物件を探す場合、一般の不動産会社だけでなく、高齢者向けの物件を扱っている不動産会社に相談することもおすすめです。

こういった不動産会社では、入居審査のノウハウや、保証人不要の物件情報に詳しいため、高齢者の方でもお部屋を探しやすくなります。

私たちコシツにご相談ください!

私たち「コシツ」は、お家探しでお困りの方向けに物件を紹介するサービスです。

コシツでは、

  • 高齢で入居審査に通らない
  • 貯蓄はあるが収入が少ない
  • 保証人がいない
  • 緊急連絡先が書けない

といった方でもお部屋を探すことができます。
※現在は東京・埼玉・千葉・神奈川の物件のみ

高齢の方でも、家賃の支払いが問題なくできればお部屋を探すことが可能です。

まずはお気軽にご相談ください!