2025.04.18

保証人がいない高齢者は賃貸が借りられない?対処法を解説!

保証人がいないと賃貸は借りられないの?

親族も高齢なんだけど保証人になれるんだろうか?

こういったお悩み・疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

私たち「コシツ」は賃貸物件紹介サービスなのですが、賃貸の入居審査に通らない方からのご相談もたくさんお受けしてきました。

この記事ではそんな弊社の経験を踏まえ、下記について解説していきます!

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そもそも保証人とは?

「保証人って、家賃が払えなかったときに肩代わりする人のこと?」という、ふんわりとした認識の人も多いんじゃないでしょうか。

実は賃貸契約における保証人にはいくつかの種類があり、それぞれ役割や責任の重さが異なります。

保証人

単なる「保証人」は、入居者の身元などを保証する役割の人を指します。

保証人は入居者が家賃を支払えなかった場合に請求されることがありますが、必ずしも家賃を支払う必要はありません。

貸主に対して、まずは入居者に請求するよう主張することができます。

入居者本人に督促を続けても支払われず、家賃を払う能力がないと判断された場合にのみ、保証人が家賃を肩代わりすることになります。

連帯保証人

連帯保証人は借主と「連帯して」債務を保証する人のことで、単なる保証人とは異なり、借主とほぼ同等の責任を負います。

貸主は借主より先に連帯保証人へ請求することも可能で、借主に支払い能力があっても、連帯保証人へ請求できます。

賃貸契約でいう「保証人」はこの連帯保証人を指すことも多いので、契約書等で事前に確認しておきましょう。

高齢者の場合は身元引受人が必要になることも

高齢者の場合、保証人とは別に身元引受人が必要になることがあります。

身元引受人は保証人とは役割が少し異なり、緊急時の対応や亡くなった後の手続きを行う人です。

もし入居者が入院を余儀なくされたときの手続きや、逝去後の遺品整理・葬儀などを行う場合があります。

高齢者に保証人が見つかりにくい理由

高齢者が賃貸契約を結ぶ際には、保証人探しに苦労するケースも少なくありません。

その背景には、以下のような理由が考えられます。

家族や親族も高齢になっている

保証人を頼む相手として、まず思い浮かぶのは家族や親族ではないでしょうか?

高齢者の方の場合、親や兄弟姉妹が高齢者ということが多いです。

もし高齢の親族しか保証人を頼める人がいないという場合、健康面でリスクがあると判断されて保証人になれないことがあります。

保証人も年金で生活している

保証人は家賃を肩代わりできる経済力が必要なため、安定した収入が求められます。

頼れる親族がいたとしても、その親族自身が年金受給者である場合は、十分な支払い能力があると判断されず、保証人として認められない可能性があります。

親族が離れた場所で暮らしている

子どもや親族が遠方に住んでいる場合、緊急時の対応や連絡が取りにくいという理由で、貸主が難色を示すこともあります。

特に身元引受人としての役割を期待される場合、近くに住んでいることが重要視されることが多いです。

親族や家族がいない・疎遠になっている

生涯独身の方や、家族や親族と疎遠になっている方など、そもそも頼れる人がいないことも考えられます。

頼れる人がいない場合、保証人を見つけること自体が非常に困難です。

保証人が見つからない場合どうすればいい?

保証人が見つからないからといって、賃貸住宅への入居を諦める必要はありません。

保証人がいなくても賃貸契約を結べる方法がいくつかあります。

家賃保証会社を使う

家賃保証会社とは、入居者が保証料を支払うことで、保証会社が連帯保証人の役割を担ってくれるサービスです。

多くの物件で利用が可能になっており、物件によっては利用が必須となっている場合もあります。

ただし、利用には審査があり、保証料(初回に家賃の0.5ヶ月~1ヶ月分、以降は年ごとに更新料など)が必要です。

身元保証サービスを使う

家賃保証会社は主に金銭的な保証を行いますが、身元保証や身元引受の役割(緊急連絡先、入院・死亡時の対応など)は担いません。

これらの役割を担う保証人が見つからない場合は、NPO法人や民間企業が提供する「身元保証サービス」を利用する方法があります。

生活支援や財産管理、死後の手続きまで、サービス内容は多岐にわたりますが、利用には相応の費用がかかります。

高齢者向け住宅に絞って探す

一般的な賃貸物件で審査に通らなかった場合、高齢者向け住宅に絞って探してみるのもおすすめです。

最近では「シニア向け賃貸住宅」や「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」など、高齢者が入居しやすい物件も増えています。

また、高齢者などの入居を拒まない「セーフティネット住宅」を探すのも一つの方法です。

>>あわせて読みたい「セーフティネット住宅とは?高齢者でも審査に通りやすくなる?」

保証人が不要な物件を探す

数は多くありませんが、中には保証人を必要としない賃貸物件も存在します。

また、特定の不動産会社が管理する物件で、独自の基準で保証人不要としているケースもあります。

まずは不動産会社に「保証人なしで借りられる物件はありますか?」と相談してみましょう。

弊社の物件も保証人は不要なので、お気軽にご相談ください。

私たちコシツにご相談ください!

私たち「コシツ」は、お家探しでお困りの方向けに物件を紹介するサービスです。

コシツでは、

  • 高齢で入居審査に通らない
  • 貯蓄はあるが収入が少ない
  • 保証人がいない
  • 緊急連絡先が書けない

といった方でもお部屋を探すことができます。
※現在は東京・埼玉・千葉・神奈川の物件のみ

高齢の方でも、家賃の支払いが問題なくできればお部屋を探すことが可能です。

まずはお気軽にご相談ください!