2021.02.25

自分で家を借りられないってどんな状況?

皆さん、はじめまして!
コシツ編集部です。


簡単に自己紹介をいたしますと、「コシツ」は身分証や保証人、緊急連絡先、携帯のない方へ、生活を立て直すための個室のお部屋紹介サービスです。

コンセプトは「個室に、固執する。」で、どんな状況であれ、個室のお部屋に住みたいという気持ちを応援するために始まりました。

まだまだ小さなサービスですが、皆さんのお役に立てるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

一番初めの記事として、今日は「自分で家を契約できない状況」について紹介したいと思います。

皆さんも気づかぬうちに借りることのできない状況になっているかもしれません。


財布落としちゃった…

突然両親が亡くなってしまった…

働いていないので収入証明が出せない…


きっかけは自分にも起こりうることで、そこから立て直すのは結構大変ということを知ってもらえたら嬉しいです。

立て直すための方法も紹介いたしますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。


※不動産屋さんによっても対応が異なるので、あくまで参考にしていただき、詳細は一度お問い合わせいただければと思います。


1.家を借りられないってどういうこと?


まず、そもそも家を借りられないってどういうことでしょうか?

そんな人いるの?と、冒頭から疑問を抱く方も多いのかなと思います。

一般的には、家を探すときってネットで探して住みたい物件にお問い合わせするか、直接お店に行って調べてもらいますよね。

気になる物件があったら、内見をして、賃貸契約を結んで、初期費用を支払い、入居、という流れです。

内見まではどの方でも基本的には問題なく進めると思いますが、契約時に問題が生じる方がいます。

契約の際、身分証や、世帯年収、就業先、保証人、緊急連絡先、携帯番号など、一定の書類や情報が必要になってきます。

その必須項目が揃えることが出来なくて、契約が出来ない(あるいは審査に通らない)方が世の中には結構いらっしゃいます。

自力で借りることが出来ない場合、友人に泊めてもらうか、ホテルで暮らしたり、寮付きの仕事をしたりする方もいます。

一時的にであればいいですが、とても不安定な生活なので、何とか自分で家を借りたいですよね。

コシツは、そんな困っている方のお役に立てればと思っています。

2.家を借りられない状況の例


先ほど、何故家を借りられないのか説明いたしましたが、ここでは具体例を挙げてみたいと思います。

箇条書きでいろいろなケースを挙げたので、もしも1つでも当てはまったら、ぜひ早めに次章の相談先に連絡をしていただければ幸いです。

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【家を借りられない状況の例】


①身分証がない、または足りない
(住民票と顔写真入りの身分証があればベスト。ない場合は不動産屋さんに相談してみよう)


②働いているけど収入証明がない
(夜職の方や、雇用契約を結んでいない方は注意。預金通帳を見せればOKのところもある)


③現在無職、またはフリーランスで収入が不安定
(②と同じように預金が多ければOKのところも。要はしっかり家賃が払えるのかを説明できればOK)


④両親や親族がいない、頼れないので保証人や緊急連絡先がない
(最近は緊急連絡先になってくれる会社さんやNPOさんもいますが、よく調べてからの利用を)


⑤携帯を契約していない(電話番号がない)
(携帯がないと家賃を滞納した時も連絡が出来ないので、不安がられることも)


⑥初期費用を払うお金がない
(この場合は緊急性もあるので、まずはお近くの市役所に相談へ)


⑦契約者が未成年
(どうしても保護者の同意が必要なので、反対されている場合は難しい)


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…どうでしたか?

1つでも当てはまったら、自分だけで探さず、誰かに相談したほうが良いと思います。

もちろん借りられることもあるのですが、探すのに時間がかかったり、中には怪しい会社もあったりするので、見抜けない場合は他の人にも確認してもらいましょう。

次章では、相談先をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
早めに行動できると選択肢もたくさんあります!

3.立て直すために相談に行くならここ!


自分だけで家を借りることが出来ず、困ってしまった場合、いくつか抜け出す方法が考えられます。


①まずは近くの市役所で相談してみる
(家がない場合は、住民票が置いてなくても、前日泊まっていた市区町村の役所で相談や支援を受けることが出来る)
※各自治体や、担当者によって対応が異なるときがあるので注意!
その場合は②のNPOさん達と一緒に相談窓口に一緒に行きましょう。



②生活相談を行っているNPOさんに相談してみる
(メールや電話、LINEなどでも相談に乗ってくれるところがあるので、ネットで調べて相談してみましょう)


③その状況でも家を借りられるところを探す(コシツなど)
コシツではそもそもどこに相談したほうが良いのかも一緒に考えますので、まずはご連絡をくださいね。


④寮付きの仕事をする
仕事も探している場合は、家も仕事も両方同時に手に入るので、寮付きの仕事に就く方法もあります。
コシツの系列でもある、寮付きのお仕事紹介「いえとしごと」に相談するのもお勧めです。
しかしながら、仕事を辞めるときに家も失うリスクがあるので、あくまで寮は一時的な住まいで、ゆくゆくは自分で家を借りることを目標にしましょう。


…いかがでしたでしょうか?

いろいろご紹介してきましたが、自力で解決するより、誰かに聞いたほうが早いので、ぜひ一度相談してみてくださいね。

素敵なお部屋が見つかりますよう、願っています!