2024.03.14

ブラックリストは入居審査に影響する?賃貸の審査と信用情報の関係性

ブラックリスト状態だと賃貸は借りられないのかな?

借金があるんだけど、借りられる家ってある?

こういったお悩み・疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

私たち「コシツ」は賃貸物件紹介サービスなのですが、賃貸の入居審査に通らない方からのご相談もたくさんお受けしてきました。

この記事ではそんな弊社の経験を踏まえ、下記について解説していきます!

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信用情報に傷がついていても賃貸は借りられる?

結論からいうと、信用情報が傷ついている「ブラックリスト状態」でも賃貸を借りることは可能です。

ただ、ブラックリスト状態ではない人に比べると審査に落ちてしまう物件が増えるので、選択肢は減ってしまいます。

とはいえ、全ての物件が借りられなくなるわけではないので、まずはご安心ください。

また、「ブラックリスト状態だと思っていたけど、実は違った」という人も実は多いです。

次の章ではブラックリスト状態になってしまう条件を解説していくので、自分に当てはまってないかチェックしてみてください。

ブラックリスト状態になってしまう条件

そもそも「ブラックリストに載る」とは、クレジットカードや借金返済の滞納履歴が信用情報機関に記録されている状態を指します。

ブラックリストという名前のデータベースは存在せず、あくまで信用情報機関に過去の金融トラブルの履歴が残ってしまっている状態です。

信用情報に傷がついてしまう行為の例
  • クレジットカードの支払いを滞納
  • 車や住宅ローンの滞納
  • 携帯の本体料金の滞納
  • 奨学金の滞納
  • 家賃の滞納
  • 債務整理、自己破産

数日程度の滞納なら大丈夫なことが多いですが、2~3ヶ月以上滞納が続くと信用情報に傷がついてしまいます。

とはいえ、ずっと記録が残り続けるわけではなく、完済から5~10年ほどで消去されます。

ちなみに下記は信用情報に傷がつかないので、ご安心ください。

  • 借金やリボ払い(滞納なしの場合)
  • 携帯の通信料のみの滞納
  • 水道光熱費の滞納

ブラックリストに載っているかを自分で調べることもできる

自分がブラックリストに載っているか調べたい場合は、各機関に情報開示の請求をすることができます。

主な信用情報機関は下記の3つがありますので、気になる方はそれぞれに開示請求をしてみましょう。
(手数料がそれぞれ500~1,000円程度かかります)

主な信用情報機関

ブラックリスト状態だと借りにくい物件の特徴

「信販系」と呼ばれる家賃保証会社を利用する物件は、審査が通りにくくなります。

家賃保証会社の種類
  • 信販系:クレジットカード等の利用歴や債務整理、自己破産の有無を調べる保証会社
  • 協会系(LICC加盟):協会に加盟している家賃保証会社を利用した人の滞納歴を調べる保証会社
  • 独立系:信用情報を確認しない保証会社

上記の中で「協会系」や「独立系」の家賃保証会社は信用情報を照会しないので、ブラックリスト状態でも審査に通る可能性があります。

ただし、信用情報が審査に影響しないというだけなので、誰でも審査に通るわけではありません。

どの家賃保証会社を利用する場合も、収入などの審査基準をクリアする必要があります。

また、基本的にオーナーが指定した家賃保証会社を使うことになるので、入居者が選ぶことはできません。

「信販系」の家賃保証会社しか使えない物件もあるので、その点は注意しましょう。

ブラックリスト状態の人がスムーズにお部屋を見つける方法

ネットで探すのではなく不動産会社に直接相談する

ブラックリスト状態の人は物件をネットで探すのではなく、不動産会社に事情を直接説明し、物件を探してもらうのがおすすめです。

最近はネットで物件を探して好みの物件があったら内見の予約という流れが一般化していますよね。

ただ、ネットだとどの保証会社を使っている物件なのかわからないので、気に入った物件を見つけても、信販系の家賃保証会社しか使えない物件だったら時間の無駄になってしまいます。

なの、まずは直接不動産会社に相談してみましょう。

不動産会社はどの物件がどの保証会社を使えるか把握しているので、審査に通りやすい物件の中から、条件に合うものを選んでくれます。

保証会社を使わなくてもいい物件を選ぶ

保証会社を使わない物件なら、自己破産は審査に影響しません。

公営住宅やURなどは保証会社が不要なので、そういった物件を中心に探してみましょう。

ちなみに公営住宅やURの審査基準はネット上で調べられるので、興味があれば「〇〇(エリア名) 公営住宅」といったキーワードで調べてみてください。

※公営住宅やURは物件数が少ないので、希望エリア内に空き室がないこともあります。

代理契約をする

どうしても審査に通らない場合は、収入がある親族に代理契約してもらうという方法もあります。

代理契約とは、入居者ではなく代理人名意義で書類の提出や審査、契約などを行う方法です。

基本的には3親等以内の親族(両親や兄弟)が代理人として契約できます。

ただ、代理人が審査の対象になるので、代理人の収入が少なかったり、高齢で仕事をしていなかったりすると審査が通らないこともあります。

私たちコシツにご相談ください!

私たち「コシツ」は、お家探しでお困りの方向けに物件を紹介するサービスです。

コシツでは、

  • 金融ブラックで審査が通らない
  • 身分証がない
  • 保証人がいない
  • 緊急連絡先が書けない
  • 携帯がない

といった方でもお部屋を探すことができます。
※現在は東京・埼玉・千葉・神奈川の物件のみ

ブラックリストに載ってしまっている方でも、家賃の支払いが問題なくできればお部屋を探すことが可能なので、まずはお気軽にご相談ください!